わけのわからないイベントに遭遇しました。
警視庁、映画宣伝、コスプレどのように関連があるのか分からないけれど
一緒でした。
まあ、いいかです。
今日も雨です。
・・・・・・・
晩の煙りを出して居る古い窓だ 放哉
(放哉の句は寂しいのにいつもうしろに強がありがあるように気がします。)
・・・・・・
退屈を知らずなきたる鹿の秋 あきオジ
・・・・・・・・・
甲州の柿はなさけが深くして女のようにあかくて渋い 方代
(この調子が整わないところが好きです。)
落語
「三十石」柳亭市馬
滑らかな口調で京都から大阪に向かう舟の中でのやりとりを楽しむ落語ですね。
とくに展開があるわけでなく、船頭と乗り込んだ曲とのやり取りを楽しんでいます、
市馬の上品な言葉が心地良いですね。
それと船頭が歌う舟歌がいいですね。
歌の市馬ですね。
関西落語を紹介した番組を見ましたが
文珍、米朝、枝雀など魅力的な落語家はいっぱいいますね。
楽しみはこれからだ。
「地獄八景」も聞きたいですね。
・・・・・・・
イギリスミステリー
「刑事フォイル」
聖職者に偽装して戦争に加担する男が登場します。
教会まで戦争に巻き込まれ、敵対関係をうんでしまう。
また、フォイルを辞職させた上司との確執など
例のごとく盛りだくさんです。
イギリスもキリスト教国とはいえ、国教会、カソリックなどあれこれあり
どれもこれも極めて政治的ですね。
その辺の事情が分からないとミステリーとしても浅いものになってしまいますね。
・・・・・・・
将棋
NHKの将棋番組で加藤一二三の破天荒の将棋人生を紹介していました。
天才将棋少年も年をとれば、単なるじいさんですね。
俳句などと違って、勝負事は年をとって味がでるというものではないのですね。
銀河戦「阿部VS桑江アマ」を観戦しました。
プロ棋士はなるほどなという先が見える差し手です。
アマは、素人が見ても「これが最良手と思われる手をさします。
似て非なるこの感覚の差は決定的に違うのでしょうね。
若い人たちの懸命な姿は美しいですね。
プロの「自分の居場所」で活躍しているのもいいですね。
漁師であれ、料理人であれ、「自分の居場所」を見出すことが若いときの大切な経験なのでしょうね。