いろいろなことがあって、そして終わって、そんな繰り返し。
でも、それを幸せと呼びます。
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思えば「幸福」という言葉はいつごろ生まれたのでしょうかね。
それに「愛」という言葉もそうですね。
言葉ができてから内容が埋められたのかもしれませんね。
ありそうに語る人を私は疑ってかかる悪い性分がなおりません。
声を低くして小さく語れですね。
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疑いの語尾をつける悪い癖不忍池蓮のさかりなり あきオジ
生きるため偽ブランドのバッグ売るおやじの口上商売にする あきオジ
そこそこの分別担いで旅をする食うことさえもどうにでもなる あきオジ
蓮の葉に蛙座りて天を見るあの哲学者のいやらしさもなく あきオジ
学者とは説明上手で切り口をそれらしくするあやしげな人 あきオジ
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短歌の方が文章で表現するよりずっと楽です。
形式に押しこむことで了解されるからです。
そんな気がします。