サギ草が終わりますね。
それぞれの植物には開花の時期がありますし
終わる時期もありますね。
与えられたその場所で、精一杯生きている。
そんな読みとりかたもありますが
植物も遺伝子を残す。
それだけで十分に役目を果たしているのですね。
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柳家権太楼「青菜」
この落語家は、元気のいい時代の庶民を演じさせたら
とびきりいいですね。
「あほさ」もいいですし
おかみさんの「間ぬ抜けた受け答え」も面白い。
天性の落語家なのかもしれません。
演じた後、素の表情に戻った時
この落語家は演じていたのだ
と思いなおします。
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霜枯の翁草(おきなぐさ)とは名のれども女郎花にはなほなびきけり 橘 正通
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女郎花地蔵尊によりそいてこのままでいいとひとり言する あきオジ
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