権太楼を聴きに行くだけで嬉しくなります。
いつも、楽しく
十分に満足できます。
でも御馳走たくさんもよくありません。
「にぎわい座」の独演会がちょうどいいですね。
朝日ホールの名人会は、御馳走が多すぎて
上品で教養あるファンに包まれた、「お疲れ」になります。
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「こころ旅」の特集番組を日曜日放映しています。
よく見ます。
この番組の画期的なことは
「登頂の瞬間です」と先に登ったカメラマンが撮影する
あの不思議さ
その素人の疑問に答えていることです。
先日の8000メートル級の山に登頂した登山家の様子を描いたドキュメントもそうでした。
撮影している人を懸命に「みえない存在」にしたがるのです。
「地下鉄はどこから入れるのでしょうか。それを考えたら眠れない」
あれですね。
初期のころ火野正平だけを表に出して
スタッフを隠したのですが
それをやめてスタッフもときおり顔を出したり
自転車の隊列を出していることです。
それが自然ですし
火野正平もスタッフに声をかけたり
ときには煙草を吸ったりします。
仕込みがないのでしょうか。
それぞれの地方の人のむき出しの姿が楽しいですね。
今日はラーメン屋で「ふかひれラーメン」を注文したら
「面倒だ」とぼやく店のおじさんが登場し
撮影中とは関係ないやりとり
最後には「ふかひれラーメン」の注文があったことなど忘れて
普通のラーメンを出して
あっけらかん
いいですね。
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ポケットの底にかわけるもみ粒を母よ母よと噛みしめるなり 山崎方代
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何にもない残す人もしたいもの流れて消えるそれでいいかも あきオジ
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