八王子祭の風景です。
・・・・・・・・・
立川に出かけました。
本屋はなぜかけた違いに大きい店がいくつも駅周辺にあります。
ちょっと専門的な本を探すときには立川に出かけます。
今日は短歌関係の本を探していたのですが
なぜかありませんでした。
そこで「俳句用語の基礎知識」というおかしな本を買ってしまいました。
「おかしな」というのは、後で気づいたことで
初心者として必要な知識が並んでいました。
俳句の専門家になるつもりもなく
専門の俳人になろうとか
そんなつもりは毛頭もなく
むしろ、「写生」とか「吟行」あるいは「結社」などという
言葉とは距離を置きたいと思っていますので
余計なものだななどと思ったりましたが
せっかく買った本
とりあえず読んでいきましょう。
帰りに八王子に寄りました。
今日は太鼓の競演とか
しかし、猛暑
写真だけ撮って戻ってきてしまいました。
・・・・・・・・
今日の西行
山ふかく「さこそ心はかよふともすまであわれは知らんものかは
(大意 やまふかくどんなに心はかよっても住んで心を澄ませずには「あはれ」の心を知ることはできはしない。)
心なき身にもあはれはしられけり鴫たつ沢の秋の夕暮れ
・・・・・・・・・
隠遁の秋山小兵衛に憧れるそれは男のわがままなるか
秋深く秋山小兵衛が一人座す庭にせわしき鶏の声
辞世の歌作ってみればことのほか中身がなくて慌てて削除
(個展を下敷きにしたり、故事に重ねたり、あるいは、二つの破片を重ねるような技巧を使わず、軽く、明るいそんな歌を数多く作る。それが目標なのですが、いまのところ、まあまあです。でも、できるときはそこそこ数をこなせるのですが、でないときには何も出てこない。そんな状況です。その辺りがちょっと物足りない。まあ、いいか。今のところ投げ出していないのだから・・・。)
・・・・・・・・・