深大寺の山門近くで見つけたなんじゃもんじゃ
なんじゃもんじゃの花はいいでしね。
花と言うか御幣のような神聖さを感じます。
この時期、お気に入りです。
でも、人は「きれいね」というだけで
通りすぎてしまう花です。
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今日は横浜「にぎわい座」の浪曲を楽しみます。
それが、古臭いのに語る国本武春が元気。
現代風言うより客扱いがたくみ。
芸能と言うのは、そんな要素が必要なのですね。
いつでもチケットは完売
活気のある楽しい時間を楽しめます。
「浪曲など・・・」と言い出す人もとりこになります。
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今日の西行
躑躅咲く山の岩かげ夕映えてをぐらはよその名のみ成けり
小倉(小暗)というというのは、他所の名だった。そんな趣旨のようです。
だから、どうだという気もしますが、躑躅の季節を感じる一首です。
それにしても、躑躅は色彩を楽しむ花で
花を楽しむものではないらしい。
一輪だけ見ると凛々しくて素敵なのですが
色に深みがないのでしょうか
私は夢中になれない。
あのムラサキも、橙色も好きではない。
かたまりになればなおさら
でも、花は花
人工的でない色合い心地よい。
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今日の古句
染物をならべて掛る柳かな 路健
どこかの川で染物の糊をおす作業をしている。
そして、仕上げた布を干している。
その土手には柳が芽を出している。
ひょっとして、まったく違った風景かもしれません。
でも、そんなことは気にしない。
これまで感じたこともない風景が
目の前に現れれば
それで十分なのだ。
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