絵手紙のようなものです。
写生ではありません。
すべては心象風景です。
というより
思い付きだけです。
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地蔵会やちか道を行祭客 蕪村
(蕪村は絵柄の構想や色の並べ方がさきにあるような句が多いですね。)
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梅散れば桜つながるありがたさ あきオジ
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退職後就活始める親爺殿説明言葉も捨てたままなり あきオジ
スタジオでヨガを楽しむおばさんの下敷きとなる糖尿おやじ あきオジ
豊かさときれいさ求める時代では命の匂い消してゆくのか あきオジ
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新日本風土記「横須賀」
世界の状況を見せつけるような景色ですね。
編集者も苦労したでしょうね。
軍艦とアメリカ兵
自衛隊と飲食街
むき出しの資料を提示されているようなものです。
怖いような風景でした。
「フロスト警視」
ドラマとはいえ少々乱暴な手法をとるフロスト警視をみていると
新聞で騒がれている栃木の小学生殺人事件の自供問題が思い出されます。
そのぎりぎりを超えたような尋問風景がでてきます。
単なる演出なのか問題提起なのかわかりませんが
正義のためにぐいぐい押しまくるのはいかがなものでしょうかね。
うまくうかなかったり
事実に反したり時のこわさを感じましたね。
でも、尋問する人も命がけなのですね。
その真面目で仕事に忠実な人も大きな見えないものに利用されているのですね。
企業の中で頑張っている人も同じようなものですね。