昭和記念公園の冬です。
めぼしいものがありません。
来年のキルト展の予告が出ています。
久しぶりに「ドラゴンゲイト」のプロレスを見ました。
もちろんテレビです。
体で仕事をしているのですね。
半端な鍛錬ではできないパフォーマンスです。
自分の居場所を見出した若者は表情がいいですね。
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衾(ふすま)から顔出してよぶ菜うり哉 一茶
(江戸時代の気分が溢れていていいですね。)
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このごろ思うのです。
戦争はいかなる説明がったとしても勝った方が正義であり
負ければ、悪者なのです。
論理の正当性などどこにもないのです。
時代のリーダーはそれを知っているのですね。
戦争に負ければどんな説明があったとしても断罪されてしまうのですね」。
当面はそんなことの繰り返しですが、50年後はどのような展開でしょうかね。
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ハナミズキ一葉拾いて里抜ける あきオジ
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「マタイ受難曲」バッハ
クリスマスが近づいています。
そうなると信者でもないのにバッハの「マタイ受難曲」を聴きたくなります。
なぜか悲壮感いっぱいの同じ旋律の繰り返しが好きなのです。
ブログの更新を中断しながら聞いています。
それは作法として横着ですね。
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落語
落語研究会
「夢金」古今亭菊之丞
滑らかな語り口、江戸気分いっぱいです、
ひょっとして名人、上手に昇りあがるかもしれません。
二重丸の落語を聴いたような気分になりました、
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将棋
火曜日、木曜日は半日将棋番組を見ています。
銀河戦の対局と将棋講座を見ています。
解説を聞いても分かることは少しだけですが
それでも「続ければ何か分かるだろう」程度で見ています。
銀河戦はトーナメントの下位グループの戦いです。
でも、乱戦になることが多いので楽しいです。
最初は意味が分からず退屈ですが
駒がぶつかりあうと俄然面白くなります。
自分の予想は素人考えそのものですが
プロが指すと「言われてみればそうかもしれない」という感じでしょうかね。
けっこう面白い世界ですね。
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映画
「彼岸花」小津安二郎監督
有馬稲子主演ですが、原節子の演じるものです。
三宅邦子が演じた母親を田中絹代」が演じている。
麦秋と同じ構造ですね。
ただ、色彩をかなり意識しており
画面が赤をアクセントしていることが分かります。
でも上品な会話から浮かぶ上がるのは
戦後は終わりつつあることを暗示し
家族制度の終末を予測しえいるような物語です。
でも小津美学を楽しむ映画ですね。
本人だけが美学を追い続けているだけで
時代の終焉を感じる完成度です。
「名句鑑賞」ということでしょうか。