昭和記念公園の秋です。
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一遍語録
惜しみ育みかなしみし この身をだに打ちすてて
たましひ独りさらん時 たれか冥途へおくるべき
親類眷属あつまりて 屍を抱きてさけべども
業にひかれて迷ひゆく 生死の夢はよもさめじ
かかることはり聞きしより 身命財もをしからず
妄境既にふりすてて 独りある身となり果てぬ
(一遍の信仰とはどのようなものか知りませんが、言葉は刺激的ですね。)
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笠へぼつとり椿だつた 山頭火
(ありえない体裁と言葉のリズムが山頭火ですね。)
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山茶花の坂道こどもが駆けおりて行く あきオジ
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勲章を欲しがる人ありバカ息子溺愛するも同じ人 あきオジ
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落語
柳家喬太郎の新作落語を聞きたいですね。
新作落語でお気に入りは
志の輔の「みどりの窓口」
喬太郎の「布哇(ハワイ)の雪」でしょうか。
このごろ、工夫が溢れる落語にわくわくします。
年をとってからの気づく楽しみかたってあるのですね。
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イギリスミステリー
「フロスト」
イギリスは寒い国ですね。
フロストはいつもコートを着ています・
フォイルもそうです。
ポケットに手を突っ込み
帽子を被っています。Tシャツ姿などみたことがありません。
事件に貴族が登場します。
「ポワロ」で扱われる事件もかなりの部分が貴族の間のトラブルです。
これもイギリスミステリーの特徴ですね。
フロストは不幸な夫婦生活が妻の病死で家庭生活は終わります・
「実は・・・」の娘騒動や退職後の子連れの当たり前の女性との結婚をほのめかしたりすますが
あくまで、食いしん坊でだらしない親爺をつらぬいています。
ミステリーに登場する主人公は行動的であっても家庭に拘束されたら
捜査などに支障があり物語が展開できないのでしょうね。
「相棒」の右京さんも独身じゃありませんか。
フロストの面白いところは経済的にも地位的にも等身大だということでしょうかね。
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将棋
銀河戦「松本VS東」の対戦を見ました・
中堅と中堅になりきれなかったベテランの対戦でした。
結果を知ってしまうと経過が読めてきます。
将棋は数をこなさないと内容を理解できませんね。
解説は金沢五段でした。
言葉が慎重で予測することを避けています。
解説者も将棋を構成しますので大切にして欲しいですね。
解説が明快な棋士はだいたい強いですね。
渡辺そして木村が上手ですね。
今は馴れる段階です。
駒の動かし方だいたい覚えました。
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