はしご乗り神社の森でひとり言 あきオジ
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三島大社境内での「はしご乗り」の稽古風景です。伝統儀式も消えて行きますね。
でも、新しい伝統行事が生まれてきていますね。
B級グルメなどもそんなものかもしれませんね。
日曜日ですが昭和記念公園に出かけました。
無料開放日なのだそうです。
天気も良く人がいっぱいでした。
コスモスも見頃過ぎですね。」
「立川談志」を取材したスペシャル番組を見ました。
なかなか面白い内容なので録画しておいたものです。
おさらいのつもりで見ました。
名作「芝浜」は暮れの出しものとしていた談志です。
しかし、その口演中に次の言葉を失ってしまいました。
いわゆる台詞が飛んでしまったのですね。
困惑した顔を見せるシーンがありました。
演者、観客の「まっ白」な一瞬が印象的でした。
そこをさりげなく乗り越えるのが芸人ですが
真っ向勝負の談志は客に言い訳をしてやり直しをしました。
真面目な日本人が喜ぶような修復の方法ですね。
それにしても「芝浜」を聞いて」感動してしまう日本人って何でしょうかね、
ぐうたら亭主に何とか働いてほしい一心で嘘をつく妻
その後の展開は数分で語られてしまう。
そして、亭主が真面目に働くようになり
拾った金のことも一段落して
妻は嘘をついたことを謝罪する。倫理的展開それを聞いた亭主のやりとりだけが語られます。
それを落語的に表現されます。
あちこちの公演で演じられた談志が紹介されますが
言葉だけで演じられるのに深いですね。
道徳的なものを入れてしまうと陳腐だし
夫婦愛を読みとるのも違う気がします、
「人間の業の肯定」という言い方もあるかもしれませんね、
一通り落語らしい落語を聞いたら、個別に高座を聞きたいですね。
枝雀にしても談志にしても
「命がけで」芸を求めたのですから
笑ってばかりじゃ分からない。
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「聖の青春」を読んでいます。
目が疲れるのでぼりぼちです。
将棋に人生を賭けた青年を追ったドキュメンタリーです。
プロとして注目されながらも肝臓病と闘う青年です。
本を読むのは得意ではありません。
一気に全部を見たいのです。
でも、気力が続きません。
本の感動は想像力の楽しみですね。
読みとおします。
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「フォイル」に男に夢中になり家を飛び出し
家族に見放されるだけでなく
男に捨てられ
障害のある男の子をかかえて
途方に暮れる女性が登場します。
戦時中にはありえる話です。
きれいごとで処理できないエピソードを交錯させて本筋は展開します。
フォイルが逆転して事実を明らかにすることで終わりますが
そうでない現実の方が多いことを思わせる
重たいドラマです。
内容が重なり合っているので、何度見ても展開が読みとれません。