浅草は過去のもの
遺産を食いものにして生き延びているのですね。
それでいいのかもしれません。
思えばギリシャだって
彫刻を売れば
イタリアだって
いざとなればダ・ビンチを売れば
数年は何とかなるようなものです。
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ものすごい暑さですね。
こんな日は家でじっとしています。
CDを聞きながら更新をしています。
けっこうはかどります。
こんな過ごし方もあるのですね。
CDを聞いていると作業に集中できていいですね。
昨日はレスピーギの「古代舞曲とアリア」を聞き比べていました。
甘美な曲で好きなのです。
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老いが身のあわれを誰に語らまし杖を忘れて帰る夕ぐれ 良寛
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退屈な時の流れにさからわず居眠りできるのが老人の特技ですね。
時間のままに流れていく。それでいいと励ましてくれる人が周囲にいてほしい。そんな時代なのでしょうかね。
山奥で夫婦だけで自給自足のような暮らしをしている人を「羨ましい」と言う。そんな時代になってきましたね。日本人の素敵な暮らしが「まだ残っている」と思った方がよいのでしょうかね。
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ぐうたらなスタイルつれてきてみたが大同小異まあまあでいい あきオジ
いい人で仲良くできる不気味が気になる時代の申し子が寝る あきオジ
一人でいい不器用でいいそんなこと言える親でありがたかった あきオジ
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「可哀そう」だからわがままそれもありあやういバランス積乱雲あり あきオジ
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「可哀そうな人を助ける」美談のように見えるけれど、それは残酷なしうちかもしれない。
でも、それを言ってはいけない時代なのですね。
可哀そうな例を一般化してものが言える時代なのです。
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