こころなき人は心やなからましあきの夕のなからましかば 香川景樹
(江戸時代も新古今和歌集の観念的な秋を扱っていたのですね。なるほどね。)
たのしみは客人(まちうど)得たる折しもあれ瓢に酒のありあへる時 橘 曙覧
(曙覧は多くの人に和歌を読んでもらうとか、生計を維持しようなどと考えていなかったのではないでしょうか。競争することで「磨いたり」「趣向を新しくする」ことを得る。そんな思いが薄いので、何となく流れて行ってしまうようなものを感じます。どうなのでしょうかね。でも素人の私にはその流れが身近に感じられるのですんがね。)
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寒風を肩でぐんぐん押していく思いは加速歩幅はながく あきオジ
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