日曜日は朝は「こころの時代」(NHK教育テレビ)を見ます。
最近、内容は興味あるものはないのですが
それでも「生活習慣」として見ています。
夕方になると「鬼平犯科帳」「剣客商売」(時代劇専門チャンネル)を連続してみます。
そして、「新日曜美術館」を見ます。
ご苦労様です。
でも、それは私の日曜日なのです。
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もろともに旅なる空に月も出でてすめばや影の哀なるらん 西行
世のうさに一かたならずうかれゆく心さだめよ秋の世の月 西行
(大意 現世に住むつらさから、並みはずれてあてもなくさまよい出ゆとする心を、しっかり落ちつけてくれ、秋の夜の月よ。)
(西行という歌人は、不思議な人で、心乱れているので、落ち着かせてくださいと月にお願いするのですね。出家したのですから、「仏」にお願いすると思うのですが、なぜか、月なのですね。きっと、月は仏であるか、西行の中にある仏を超越した何かなのですね。)
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牛めしを一杯食べて浅草の人ごみの列に顔をぶらさげる 方代
(この歌を読んで、浅草?牛めしを食べるとなると、どこかな?あれこれ思いめぐらせても、店が思いつきません。同時代と思ったのですが、もう亡くなって25年以上経っているのですね。)
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新聞が母性本能消した時ゆくへ知らぬ母親の暴走
それもよし古典芸能守る如く仏を語る紫の衣
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