昭和記念公園の蓮の案内図
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軽く、明るく、前向きに
そんなことで始めたのに
いつも、重く、暗く、そして後ろ向きになってしまいます。
悪い癖ですね。
ちょっと反省しています。
とりあえず「私、短歌を始めました」という気分に戻ります。
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今日の新古今和歌集
我が宿の外面にたてる楢の葉の しべみにすずむ夏はきにけり 恵慶法師
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猛暑日が続きテレビでは口蹄疫対策責任論争
名医だと語りつがれて退官す「白い巨塔」生き抜いたひと
しっとりと「嘉助」を演じた俳優が医者を演じる猛暑の夜に
「そんなことあんなこともありました」何でも語れる人生なんて
ああ真夏振り返ることなき小島にも真夏の光降り注いでおり
何もなき一日なれど大仰なことばを探すファミレスの午後
イライラをつじつまあわせに押し込んで自分だけはいつも正しい
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「白い巨塔」の時代を生きた名医
大学病院のシステムに巻き込まれ
それを受け入れてきた人がいて
名医と言われ
多くの弟子を抱えた人がいた
そして、耐えられない人がいて
はみ出した人もいて
「冷や飯」を食ってていると
自嘲的に言う人もいた。
そんな人たちは
いま、どうしているのだろうか。
きっと、それなりの人生を歩いて
もう、引退し
静かな日々を送っているのだろうと思う。
どっちだって同じなどと言いきれないで
いるのだろうか
でも、そんな展開ではなく
自分が重い病になり
若い医者に身を任せたり
家庭的に恵まれない老後の人もいるだろう
それぞれがそれなりの人生を生きて
そして等しく死んでいくのですね。
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隠しごとありはしないが言えないことそれならあるがたあいないこと
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